日本橋で働く女性のおすすめ情報 『日本橋美人めぐり』 vol. 21
日本橋美人新聞 No.46【2018夏号】掲載


昭和西川株式会社
専務取締役 西川ユカコさん
昭和西川株式会社、専務取締役の西川ユカコと申します。弊社は快眠寝具の会社で1971(昭和46)年に理想の寝具といわれる「ムアツふとん(muatsu)」を生み出しました。
おかげさまで健康敷きふとんの元祖かつ日本一のロングセラーとして、累計400万台以上をご愛用いただいております。実は「ムアツふとん」は、病院で「褥瘡(床ずれ)に悩む患者様を楽にしてあげたい」との想いから開発されました。ふとんの表面が凹凸で、よく見ると卵がたくさんあるように見えます。このタマゴ型のフォルムは、宇宙ロケットからインスピレーションを得ています。ロケットの先端の丸みは、大気圏に突入する際に最も抵抗が少なくなるよう計算されたもの。それならば、「寝ている人の体重圧も効果的に分散できるはずだ」という仮説を立て、研究が始まりました。相当な緻密さで構造を計算し、仮説と実証を3年にわたり繰り返し、全国100カ所以上の病院に納入したところ、「あまりに快適なので退院後も自宅で使用したい」という、患者様のご要望により市販が始まったのです。宇宙開発から医療現場、医療現場からご自宅での快眠へ。そして、今日に繋がっています。今も私たちは更なる「上質な眠り」のために、半年ごとに商品を進化させ続けています。この商品の特長は、使用した方々が「腰痛がなくなった」「疲れが取れる」「熟睡できる」など、感動して近しい人に勧め、口コミで広げていただけることです。
お客様から好評価をいただけるのは、弊社の先代をはじめOB、OGが共に力を合わせ、道を切り開いてくれたおかげだと実感しています。この感謝の気持ちを忘れず、「喜んでいただける」という嬉しさを大切にしながら、「健康になれるもの」「感動できるもの」をこれからも追求し続けてまいりますので、どうぞ引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。